マーシャル核実験と被曝者の書籍目録  Ver.1 2018年7月21日

 
 まだ不充分・不完全なものだが「Ver.1」として公表し、こんご改良していくことにする。
 ご意見・訂正・資料などを歓迎する。       雨宮智彦


< 著者名あいうえお順 >


 飯塚利弘『久保山愛吉物語』かもがわ出版、2001年8月、B6版、239ページ、定価本体1900円、目次「生いたち、ビキニ被災―“世界初の水爆犠牲者”、怒りと運動の広がり、付 焼津/ビキニガイド」

 飯塚利弘『死の灰を越えて ー 久保山すずさんの道 ー』かもがわ出版、1993年8月15日、269ページ、定価本体2136円、【雨宮】

 飯塚利弘『パシフィック・オーシャン 焼津の中学生・市民が拓く平和への道』かもがわ出版、1996年
 
  飯塚利弘・静岡県歴史教育者協議会『私たちの平和教育 ー  「第五福竜丸」・「3・1ビキニ」を教える ー』民衆社、1977年、B6版、270ページ

 飯塚利弘「アメリカのビキニ水爆実験と焼津」(p44~45)、静岡県平和委員会『戦争犯罪を総告発する静岡県民の証言と記録 ー 15年戦争・治安維持法からロッキード疑獄まで 平和な21世紀を迎えるために ー』1976年10月、66ページ、頒価300円、【雨宮】

 いぬいとみこ/文、津田櫓冬/絵『とびうおのぼうやはびょうきです』金の星社、1982年7月1日、☆絵本

 △ エバーグリーン『エバーグリーン 2012 「東京・韓国平和をつくる旅」報告書』2012年、A④版、57ページ、(p1~18=「Ⅰ 東京平和の舘報告集」)
 ☆第五福竜丸展示館訪問の高校生たちなど8人の感想

 大石又七『これだけは伝えておきたいビキニ事件の表と裏 ― 第五福竜丸・乗組員が語る』かもがわ出版、2007年7月20日、167ページ、

 大石又七『死の灰を背負って ― 私の人生を変えた第五福竜丸 ー』新潮社、1991年7月、233233ページ、定価本体1242円、【雨宮】、目次[ 被爆、生い立ち、東京へ、新たな航海 ]

 大石又七/著、川崎 昭一郎 /監修『第五福竜丸とともに ― 被爆者から21世紀の君たちへ ー』新科学出版社、2001年3月、124ページ、定価1404円

 大石又七『ビキニ事件の真実 ― いのちの岐路で ー 』みすず書房、2003年7月25日、293ページ、定価2808円

 大石又七(おおいし またしち)『矛盾 ービキニ事件、平和運動の原点ー』武蔵野書房、2011年(平成23年)、定価1800円、【雨宮】

 小沢節子『第五福竜丸から「3.11」後へ ー 被爆者 大石又七の旅路 ー』<岩波ブックレット№820>、岩波書店、2011年10月26日、63ページ、定価本体500円、【A】、目次[ はじめに、Ⅰ 20歳のビキニ事件、Ⅱ 新たな航路へ-「語り手」として「書き手」として、Ⅲ 終わらない旅の途上で、あとがきに代えて ]

 加藤一夫『やいづ平和学入門 ー ビキニ事件と第五福竜丸 ー』論創社、2012年、216ページ、2000円、【国会】

 川井龍介+斗ヶ沢秀俊『水爆実験との遭遇 ー ビキニ事件と第五福竜丸 ー』三一書房、1985年7月15日、240ページ、定価1800円、【雨宮】、目次[ プロローグ、事件-1954年3月1日の波紋、水爆実験に遭遇した男たちの軌跡、事件史の証人たち、波乱の航海ー第五福竜丸の歴史、エピローグ ]

 川崎昭一郎『第五福竜丸 ービキニ事件を現代に問うー』岩波ブックレット№628、岩波書店、2004年、70p、480円+税

 桐生広人/フォト・ルポ『南の島のヒバクシャ』リベルタ出版、1990年3月29日、178ページ、定価1700円、【雨宮】、目次[ はるかなるマーシャル、核戦略の最前線、フォールアウト、恐怖と化した不安、不可解な死、待ち望まれる救援の手、残留放射能の島々と日本 ]

 原水爆禁止世界大会実行委員会&3・1ビキニデー静岡県実行委員会/編『3・1ビキニデー集会の記録 ービキニ被災44年1998年ー』原水爆禁止世界大会実行委員会&3・1ビキニデー静岡県実行委員会/発行、1998年4月20日、B5版、66ページ、頒価1200円

 原水爆禁止世界大会実行委員会&3・1ビキニデー静岡県実行委員会/編『2015 3・1ビキニデー集会 ービキニ被災61年ー』原水爆禁止世界大会実行委員会&3・1ビキニデー静岡県実行委員会/発行、2015年3月31日、B5版、92ページ、頒価700円
 
 原水爆禁止世界大会実行委員会&3・1ビキニデー静岡県実行委員会/編『2016 3・1ビキニデー集会 ービキニ被災62年ー』原水爆禁止世界大会実行委員会&3・1ビキニデー静岡県実行委員会/発行、2016年、B5版、頒価700円
 
 原水爆禁止世界大会実行委員会&3・1ビキニデー静岡県実行委員会/編『2017 3・1ビキニデー集会 ービキニ被災63年ー』原水爆禁止世界大会実行委員会&3・1ビキニデー静岡県実行委員会/発行、2017年、B5版、頒価700円

 現代詩人会/編『死の灰詩集』宝文館、B6版、1954年10月、204ページ ☆全国1千編の応募から121編を収める

 高知県高校生ゼミナール/編、奈路広/写真『海光るとき ー 平和と青春をみつめ地域に生きる高校生  ー』民衆社、1990年5月10日、158ページ、定価1500円、【雨宮】、目次[ 川と海と光、海が見た戦さ日、光を放った青春、核の海の航路、南の風がわたる旅、青春の詩、地域に生きる高校生 ]

 駒野謙吉・谷口利雄『われら水爆の海へ』日本織物出版社、1954年

 斎藤友治(日本原水協代表団、静岡民医連・浜松佐藤町診療所所長)『世界の核実験被害者に光を 2002.5.9~20 クリスマス島核実験・フィジー被爆兵士調査報告』2002年、A4版、14ページ

 △ ジェイコブセン・アニー、田口俊樹/訳『エリア51 ー 世界でもっとも有名な秘密基地の真実  ー』から「第2章 架空の宇宙戦争」(p35~68)「第6章 原子力事故」(p142~171)「第18章 メルトダウン」(p396~423)、太田出版、2012年4月17日、532ページ、定価本体2400円、原書「AREA51」2011、【浜松市立中央図書館蔵書】

 静岡県高等学校教職員組合「第五福竜丸」編集委員会『3.1ビキニと第五福竜丸 ー 静岡県平和養育副読本 ー』静岡県高等学校教職員組合、1978年2月25日、98ページ、【雨宮】

 △ 静岡県平和委員会三十五年史・制作委員会/編集『静岡県平和委員会 三十五年の歩み』静岡兼平和委員会、1998年12月12日、B5版、282ページ、【雨宮】、
 飯塚利弘「生活の中に生きる第五福竜丸」(p94~99)、聞間元「焼津・セミパラチンスク・マーシャルの被害を考える」(p188~189)、p140、p191

 △ 静岡県平和委員会50記念(15年史)制作委員会/編集『静岡県平和委員会の歩み ー1962年月13日創立 1996年以降15年間の記録』静岡兼平和委員会、2012年4月22日、A4版、82ページ、【雨宮】、
 成瀬實(焼津市平和委員会事務局長)「ビキニ被災事件と「魚と平和のまち」ともしびの頃」(p50~51)、成瀬實・安田和也・市田真理「追悼 飯塚利弘さん」(p64~67)

 △ 静岡県地域史教育研究会『静岡県 民衆の歴史を掘る ー人びとの生きたくらしと歩みー』静岡新聞社、1996年、成瀬實・枝村三郎「七 第五福竜丸事件・原水爆禁止を求める人びと」(p160~180)

 静岡新聞社『第五福竜丸 心の航跡』静岡新聞社、2004年3月20日、135ページ、定価本体1200円、【雨宮】 ☆「静岡新聞」2003年2月4日から5月2日まで連載の記事を加筆・再構成、目次[ プロローグ・ある人生、再現、拒絶、闘い、述懐、時代、エピローグ・未来への声 ]

 島田興生『還らざる楽園 ― ビキニ被曝40年 核に蝕まれて 』小学館、1994年7月、218+4ページ、定価1400円

 島田興生/写真、羽生田 有紀/文『ふるさとにかえりたい ー リミヨおばあちゃんとヒバクの島』子どもの未来社、2014年2月、B5版、32ページ、定価本体1500円

 島田興生/写真、渡辺 幸重/文『ふるさとはポイズンの島 ー ビキニ被ばくとロンゲラップの人びと ー 』旬報社、2012年12月25日、72ページ、定価本体1500円、【浜松市立中央図書館蔵】 ☆1985年のロンゲラップ脱出から2012年のメジャット島での現在までの写真集

 島田興生/文・写真、津田 櫓冬/絵『マーシャルの子どもたち ー 水爆の島 』<雑誌「たくさんのふしぎ」139号=1996年10月号>、1996年10月1日、福音館書店、40ページ

 島田興生『水爆の島 マーシャルの子どもたち』(制作・福音館書店、販売・マーシャルの子どもたち55プロジェクト、2009年5月15日、40ページ、定価700円、 ☆13年ぶりに復刊
 
 島田興生『ビキニ・マーシャル人被爆者の証言』JPU出版、1977年

 白井雅子編『第五福竜丸を最も愛したジャーナリスト 白井千尋の遺した仕事』光陽出版社、2004年12月15日、四六判、158ページ、☆「赤旗」記者の遺稿集

 杉末廣『はばたけ!紀伊半島から』自費出版、2001年

 第五福竜丸平和協会/編『第五福竜丸ものがたり ー この船の名を告げ合おう ー』第五福竜丸平和協会、2000年1月22日、40ページ、価300円、【雨宮】

 第五福竜丸平和協会/編『母と子でみる 第五福竜丸』草土文化、1985年1月20日、111ページ、定価1200円、【雨宮】

 第五福竜丸平和協会『福竜丸だより 第141号』第五福竜丸平和協会、1990年1月15日、【宇吹暁(うぶきさとる)/編著『原爆手記掲載図書・雑誌総目録 ー1945-1995ー』日外アソシエーツ、1999年、2962、p312】

 第五福竜丸平和協会『福竜丸だより 第172号』第五福竜丸平和協会、1992年8月15日、【宇吹暁(うぶきさとる)/編著『原爆手記掲載図書・雑誌総目録 ー1945-1995ー』日外アソシエーツ、1999年、3237、p341】

 第五福竜丸平和協会/編『船を見つめた瞳 ー 第五福竜丸・母と子の感想録 ー』同時代社、1981年9月23日、158ページ、定価800円、【雨宮】、目次[ 展示館ができた、福竜丸にのってみたい、若者はだまっていない、教え子につたえたい、わが子・わが娘たちへ、この船をわすれまい ]

 高瀬毅『ブラボー 隠されたビキニ水爆実験の真実』平凡社、2014年6月18日、定価本体1800円

 △ 高田純『世界の放射線被曝地調査 ー自ら測定した渾身のレポートー』<ブルーバックス>、講談社、2002年、新書版=18センチ、286ページ、定価980円

 武政博『船ゆうれいのぶんじいーわしは水爆実験の火の玉を見た』(童話)、青い地球社、2004年

 武谷三男『死の灰』<岩波新書>、岩波書店、1954年

 竹峰誠一郎・安斉育朗編『ヒバクの島マーシャルの証言 ーいま、ビキニ水爆被災から学ぶー』<かもがわブックレット>、かもがわ出版、2004年、63ページ、定価本体571円 

  土井全二郎『きのこ雲の証言・ビキニの証言』新国民出版社、1975年

 徳田純宏『熊野からの手紙 ー 熊野で造られた第五福竜丸の記録 -』編集工房ノア、1984年

 △ 豊崎博光/写真・文『アトミック・エイジ ー 地球被曝 はじまりの半世紀 ー』築地書館、1995年、279ページ、【雨宮】、△「Ⅱ マグロが運んだ放射能(p134~136、157~186)」

 豊崎博光『マーシャル諸島 核の世紀 1914-2004 上』日本図書センター、2005年5月25日、A5版、644ページ、定価6090円、【浜松市立中央図書館蔵書】、目次[ Ⅰ 核時代への前ぶれ1914-1945、Ⅱ 相次ぐ核実験のなかで1946-1953、Ⅲ 核実験の拡大とさまよう被曝者たち1954、Ⅳ 「核」の論理と「反核」の論理1955-1960、Ⅴ 核軍縮への遠い道のり1961-1970 ]

 豊崎博光『マーシャル諸島 核の世紀 1914-2004 下』日本図書センター、2005年5月25日、A5版、624ページ、定価6090円、【浜松市立中央図書館蔵書】、目次[ Ⅵ 拡大する被害と被曝危機1971-1980、Ⅶ 明らかになる核被害1981-1990、Ⅷ 終わらない「核」の時代1981-2004 ]

 豊崎博光・安田和也『母と子でみる 水爆ブラボー - 3月1日ビキニ環礁・第五福竜丸 -』草の根出版会、2004年2月10日、143ページ、定価本体2200円、【雨宮】

 中本貴之/編集『蒼 THE SOU №5 総特集 ビキニ水爆 死の灰 被災を追う』ローカル通信舎(埼玉県浦和市)、1987年1月15日、196ページ、定価1000円、【雨宮】、目次[ 島田興生「グラビア 核実験の島に生きて」、西村雅人「核の海をゆくⅠマグロ漁船員の航跡を追って」、山下正寿「核の海をゆくⅡ水産高校生の死」、本誌取材班「爆心地・87哩あらの帰還」、中本貴之「「死の灰」を被った船員たち」 ]

 △ 永原慶二・海野福寿/責任編集『図説 静岡県の歴史』<図説 日本の歴史 22>、河出書房新社、1987年5月25日、B5版、288+38ページ、定価3800円、【雨宮】、「第五福竜丸の悲劇」(p280~281)

 長谷川潮(うしお)『第五福竜丸物語 死の海をゆく』<文研ジュベニール>、文研出版、1984年7月20日、207ページ、1200円

 浜松医科大学医療研究会/作成『マーシャル諸島研修旅行報告書』浜松医科大学医療研究会、2003年、A4版、40ページ、目次[1 はじめに、2 マーシャル諸島共和国概要と歴史、3 報告、4 感想文、5 のりぞう放浪記、6 写真集]

 △ 浜松・女性解放の歩みを掘り起こす会・治安維持法国賠同盟静岡県西部支部/編『からっ風に生きる ー 遠州女性たちの平和と自立への歩み みんなで掘り起こした遠州女性史 ー』浜松・女性解放の歩みを掘り起こす会・治安維持法国賠同盟静岡県西部支部/発行、2006年7月1日、367ページ、頒価2000円、【雨宮】、p255~274「1954年ービキニ被災と原水爆金氏運動・母親大会運動の劇的なスタートへ」

 マイケル・ハリス、三宅真理/訳『ばくたちは水爆実験に使われた』文春文庫、文芸春秋社、2006年7月10日、421ページ、定価本体762円、目次[ エニウェトク島へようこそ、カッコーの巣、キノコ雲、1年間の有給休暇、奇形、生きのびる、エピローグ ]

 「ひかりのばらは」編集委員会/編、安斎 育郎/監修『ひかりのばらは ー 第五福竜丸ものがたり ー』<かもがわブックレット75>、かもがわ出版、1994年8月6日、63ページ、定価本体534円、【雨宮】、目次[ 「闇」と「ひかり」のはざまで、“久保山愛吉・すずのばら”と高校生、太陽が西からあがった、水爆被災の日米交渉は極秘だった、「ビキニ水爆被災事件」のもたらしたもの、ノーモア・ヒバクシャ!核兵器ゼロの世界を ]

 ビキニ水爆被災事件静岡県調査研究会/編集、安斎育郎/監修『ビキニ水爆被災事件の真相 ー 第五福竜丸ものがたり ー』かもがわ出版、2014年2月1日、78ページ、定価本体1000円、【雨宮】

 「ビキニ核被災ノート」編集委員会/編『ビキニ核被災ノート ー 隠された60年の真実を追う ー』太平洋核被災支援センター(高知県)、2017年3月1日、237ページ、定価本体926円、【雨宮】

 広田重道『第五福竜丸 ー その真相と現在』白石書店、1977年7月31日、218ページ、定価1500円

 広田重道『第五福竜丸保存運動史』白石書店、1981年3月10日、218ページ、定価980円、【雨宮】

 前田哲男『棄民の群島 ーミクロネシア被爆民の記録ー』時事通信社、1979年8月20日、296ページ、定価1400円、目次[ 核の時代の幕開け、置き去りにされた「ネズミ」たち、引き裂かれるミクロネシア、氾濫する70年代、核に覆われる太平洋 ]

 三宅泰雄『死の灰と闘う科学者』<岩波新書>、岩波書店、1972年

 三宅泰雄・檜山義夫・草野信男/監修、第五福竜丸平和協会/編『ビキニ水爆被災資料集』東京大学出版会、1976年、A5版、720ページ、定価9200円

 武藤宏一『沈めてよいか第五福竜丸 武藤宏一遺稿・追悼集』武藤宏一氏追悼文集編集委員会、1983年(第2刷)、250P

 森住卓『楽園に降った死の灰 ≪マーシャル諸島共和国≫』<シリーズ 核汚染の地球①>、新日本出版社、2009年3月1日、31ページ、21cm×22cm、定価本体1500円、【雨宮】 ☆写真集

 森田喜一『ビキニ事件三浦の記録』三浦市、1996年3月1日、352ページ、A5版、【雨宮】、目次[ 事件の概要、被害を受けた漁船、事件を記録した人たち、聞き書きメモ、資料 ]

 ◎映画 森康行/監督『ビキニの海は忘れない』映画「ビキニの海は忘れない」制作実行委員会2/制作、
1990年3月封切、高知県高校生ゼミナール・吉永小百合ほか/出演、上映時間62分、

 山口勇子/文、金沢 祐光/画『おーい、まっしろぶね』<童心社の幼年絵童話6>、童心社、1973年3月30日、47ページ、定価600円

 ラップ,ラルフ・E/著、八木勇/訳『福竜丸』みすず書房、1958年

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